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インクの豆知識

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インクの種類

①ブルーブラックインク(水性染料インク)
ブルーブラックインクとは、日光や湿気によって褐色しない上、耐水性も高く、永久保存の記録に最適、とその優秀性はインクの中でも秀でています、また固まると水では落ちない、という性質もあります。
筆記当初も滲みや紙の裏抜けが少ない独特の特徴があり、当初は公文書などの長期保存用インクとして発売されていましたが大手メーカーでは、取り扱いを終了しており現在に至っております。
このインクの起源は2世紀にまで遡り、広く普及したのは12世紀です。当初は木の実や樹液を原料につくっていて、16~17世紀にはカビ防止剤としてワインやビールにも入れられていました。現在のインクは19世紀に完成しました。
その製法は、ブルーとブラックのインクを混ぜたインクではなく、第一鉄イオンが参加して第二鉄イオンになり黒色沈殿を生じる酸化作用を利用しており、これに染料や酸を加えて書きやすくしています。
このようにブルーブラックインクは「青みがかった黒色」であるとか、「黒みがかった青色」であるなどの色目のことではなく、筆記当初はブルーですが、年月の経過と共に染料の青い色の部分が退光した為、その後の混合している鉄の黒い部分のみが紙面に固着して残存していることでブラックになるという、長期保存性を維持している機能を指しています。
簡単に説明すれば、当初はブルーで年月経過後にブラックに変化するという訳です。
濃紺の深い色目がこのインクによって得られる個性ともいえます。

②ブラック、レッド(水性染料インク)
このインクはブルーブラックインクの酸性とことなりアルカリ性です。水によって脱色し、日光によって褐色します。しかし、他のタイプのインクに見られぬ美しい色彩と、自由自在な色数が得られ、速乾性で空気の参加で沈澱を生じることはありません。

③カーボンブラック(水性顔料インク)
このインクは顔料のカーボンブラックを使用しており、日光、湿気、水分によって褐色することもなく、記録の永久保存には最適なインクです。但し、水溶性の性質ではない為、一度乾燥すると再び溶けないので、使用に際しては注意が必要です。

④クラシックインク(水性染料インク)
伝統の製法で作る万年筆用インクは、その製法が特殊であると共に、手間がかかるためほとんどが染料を調合するインクに変わってきました。
国内で唯一当社は、ブルーブラックインクを伝統の製法で製造し続けています。書き始めは鮮やかな染料色をしておりますが、時間の経過とともにその筆跡が黒く変化して耐水性 と長期保存性を持つのがこのインクの特性です。
この特性の「時間の経過とともに筆跡が黒く変化する」ことに注目して、変化の過程を楽しむ万年筆用インクとして「CLASSIC INK」を完成させました。
また、筆跡の濃淡をより一層強調しますので万年筆で書いた文字をより味わい深い物にします。万年筆で書く楽しみをさらに広げてくれるインクです。

⑤ミクサブルインク(水性染料インク)
”自分の好みの色を調合できる万年筆インク「ミクサブルインク」はそれぞれのインク色が少ない色素で構成されているため、イメージ通りの色を作りやすい水性染料インクです。
違う色を混ぜる事を推奨した万年筆インクは今までなく、絵の具の様に微妙な加減でインク色が作れる新しい提案の製品です。市場には既製色のインクは数多く発売されておりますが、本当に自分が欲しい色が見つからない、「自分でオリジナル色を作りたい」とお客様からご相談を受けた事が開発のスタートでした。
「ミックスフリー」は2色のインクを混ぜ合わせる事を基本とし、別売りの専用薄め液でさらに自分の欲しい色に近づける事ができますので、万年筆ユーザーや書く事に興味のある方のインク色への欲求に応えられる製品になりました。自分のイメージカラーを作ってみたり、季節ごとに挨拶状、お礼状等を書く際に、その時の気持ちを色で表現したりと「無限に作れるカラーインク」でお楽しみ頂けます。

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